【Z世代】私たちが20年前のガジェットに夢中な理由
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カメラだけでなく、デザインやファッションなども昭和回帰したり「一周まわる」ということがありますよね。ただまんま同じなのではなく、今の時代ならではのテクノロジーやエッセンスとミックスしているところが面白いところです。
我が家の子供たち(20代のZ世代)が、2000年頃がピークだった使い捨てカメラの「写ルンです」や足元人気再燃中のポラロイドカメラの「チェキ」を微妙?な画質と光の加減などが「エモい」と言って使っているのを、「フィルム代や現像代でお金もかかるのにね~」と半分懐かしみながらみていました。
この記事にある古いデジカメだと機器代はかかるけど、アウトプットはSNSなどへの画像データのアップが主なので、フィルム代や現像代はかからないから「エコ」ではありますね。
何が「エモい」とか「ノスタルジーを感じる」とかは、移ろいの早い世代なので今後どうなっていくのか予測不能ですが、脱デジタルという文脈なら、撮影枚数に上限(制限)があるフィルム式カメラならではの撮影シーンやシャッターチャンスを厳選する(スマホやデジカメのように制限なく撮れない、撮り直しできない)というあたりの共感ポイントが大きいのかもしれません。デジカメのリバイバルがどのような流れで起きているのかというNYTのレポートです。
確かに、インスタが一周回ってZ世代にBeReal(盛らない写真をシェアするSNS)が人気であったり、アバクロの服がなぜってほどに人気になったり。流行を作っているZ世代を見ていると面白いなと思います。
私のクローゼットや引き出しにある無価値?って思うものが、もしかしたらZ世代にはお宝でかなり価値があるものなんじゃないかと、引っ越し作業をしながら思うのであります。