ブラックロック、最大500人削減へ 景気後退リスク増大で＝報道

[１１日 ロイター] - 世界最大の資産運用会社、米ブラックロックが、金利上昇に伴う景気後退リスクが高まる中、最大５００人を削減する計画と、ニュースサイトのインサイダーが１１日、社内メモの情報を報じた。

米証券取引委員会（ＳＥＣ）への提出文書によると、ブラックロックの従業員数は昨年９月末時点で１万９９００人。

ブラックロックのゲリー・シェドリン最高財務責任者（ＣＦＯ）は昨年１２月、採用をほぼ凍結し、経費を節減していると明らかにしていた。

リフィニティブによると、ブラックロックが今週発表する２０２２年第４・四半期決算では１株利益が２２．４％減となる見通し。

関係筋によると、米金融大手ゴールドマン・サックスも１１日、数千人の人員削減を開始した。

コメント

選択しているユーザー

• 塚本 俊太郎

  金融教育家

  ・2023年01月12日

  昨年株式市場が20%下落しているので、単純に考えれば利益を同じくらいは減っているはず。その中で多少の経費削減はやむを得ない。全従業員の2.5%なら、大したリストラではないですね、

注目のコメント

• 田中 慎一

  (株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役

  ・2023年01月12日

  サクッと人員削減に動くアメリカ企業の動きは、アメリカ経済のダイナミズムと表裏一体ですよね。
  
  景気や業績が冷え込むとバッサリ削減する一方、これから盛り上がるなあと見れば一気呵成に大量採用する。
  
  人員削減が難しい日本の大企業では「いざ」というときの備えのためにブースト局面でもそれほど給料を上げられないし、備えの調整弁たる非正規雇用を一向に正規雇用にできません。
  
  アメリカ型がいいとは思いませんが、日本も雇用の岩盤規制を緩和しつつ、解雇になった人を社会保障制度（失業手当と職業訓練など）でケアするといった見直しも必要ではないでしょうか。
  
  まずは、検討するなり、検討を加速するなり、どうでしょうか。
• 小野 雅裕

  NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

  ・2023年01月12日

  金融に行っちゃった理工系の人、昔の夢を思い出して戻ってくるいいチャンスかもしれません。テック業界も厳しいですが、全体的にみれば技術者不足は変わらないので給料さえ欲張らなければいくらでもやり甲斐のある仕事はあると思います。
  
  たとえば、こんな人もいます↓
  https://toyokeizai.net/articles/-/36986?page=2
  
  追記　とくにベンチャーキャピタルなど、金融にも技術がわかる人材が必要というのは間違いない。でもそれは40代、50代になってからでいい。バリバリ手が動いて頭キレキレの20代30代で向こうに行っちゃうのは非常に勿体無い
• 蛯原 健

  リブライトパートナーズ 代表パートナー

  ・2023年01月12日

  金融とテック、二大産業がレイオフを牽引するホワイトカラー不況。もはやブルーカラーの労働力逼迫のみが政府が不況宣言をしない唯一の理由となっている。