国宝を守る予算が足りない!
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この記事に気がつくのが遅くなった不明をお許しください。新国立劇場も、国立博物館も、国からの予算は全く潤沢とはいえず、かと言って日本には芸術への寄付文化もありません。以前東博の課長さんともしみじみお話ししたのですが、企業や財団が寄付で想定してくださっている金額は大体桁が1-3ほど違いましてスズメの涙なのですよね。
博物館の光熱費は、文化財保護には湿度と温度の調整が肝ですので、米のようなものです。その値上げ分が賄われないとなるとかなり厳しいでしょう。
オペラも一本きちんと作ろうとすると数千万円は余裕でかかります。でもそれをみんなで泣いて泣いて安く作る現状が定着しています。皺寄せは出演料にダイレクトにはね帰ります。
予算がきちんと国から確保されているフランスとドイツがちょっと羨ましいな。