イラン、高まる仏への反感 週刊紙が最高指導者を風刺
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かの「ムハンマド風刺画」問題で、世界各地で反発のデモが起きて、オフィスが襲撃されて死者も出た、フランスのシャルリー・エブド誌です。
イランの最高指導者であるハメネイ氏が、女性たちを弾圧して、逆に女性たちから反撃を受けている、という一連の風刺画ですが、非常に品が無いものもあります。
https://twitter.com/Charlie_Hebdo_/status/1610980603242872833
https://twitter.com/Charlie_Hebdo_/status/1611016739717783553
https://twitter.com/Charlie_Hebdo_/status/1610649171006222338
こういう風刺をされて、激怒する人間というのは、どこの国にもいるでしょう。
しかし、下品なことも含めて言論と表現の自由であり、特に権力者はそれを受け止めねばならない、というのがフランスのいわば国是です。
特に宗教勢力は激しく批判されねばならない、というのもフランスの共和制の原則です。
世界の過半数は、こういう批判のやり方に共感はしないでしょうし、ムスリム諸国では、こういう風刺を公開すれば、まず全ての国で逮捕されるでしょう。
この差異を鮮明にし、フランス共和国の世俗主義原則を世界に行き渡らせねばならない、というのが、フランスの使命感です。
G7やEUは、異論はあれど、原則としてはフランスの側に立つことになります。日本などは、もともとこういう問題に、ましてや外国について関わりたがらないですが。