[4日 ロイター] - ミャンマーの国営放送MRTVは4日、軍事政権が同国の独立記念日に際して7012人に恩赦を与えると報じた。

報道によると、殺人や性的暴行で有罪判決を受けた者や、爆発物、不法結社、武器、麻薬、汚職など関する罪で収監された者は今回の恩赦い含まれないとしている。政治犯が対象になるかどうかは明らかでない。

国家顧問兼外相アウンサンスーチー氏は先月、5件の汚職で禁錮7年の有罪判決を言い渡され、同氏に対する刑事裁判の判決が出そろった。

ミンアウンフライン国軍最高司令官は独立記念日の演説で「あらゆる圧力、批判、攻撃の中で(ミャンマーに)積極的に協力してくれた国や組織、個人に感謝の意を表したい」と述べた。

「われわれは中国、インド、タイ、ラオス、バングラデシュといった近隣諸国と緊密に連携している。国境の安定と発展のために協力する」と表明した。