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割り切れる?「脳死→臓器提供」決断した家族の本音

東洋経済オンライン
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    大阪大学 感染症総合教育研究拠点特任教授、大学院経済学研究科(兼任)

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    専修大学 商学部教授

    難しい問題ですが、日本で脳死患者の臓器提供が進まない理由には、欧米との宗教観の違いと、日本の医療制度が関係していると思います。

    宗教観に関して、日本で信仰者が多い仏教は「心身一如(心と体が一体)」を基本と説いており、脳死を人の死とみなさないとの考えに立っていると思います。これに対して、欧米で信仰者が多いキリスト教は「心身二元論」を説いており、死体は単なる物であると考えることにより、脳死が死であることを容易に許容するため、脳死からの臓器提供に対する心理的抵抗が少ないようです。

    また医療制度に関しては、日本の「国民皆保険制度」では、脳死の管理状態での高額な費用も医療保険から負担されるため、脳死患者の生命維持に対して驚くような医療費が請求される欧米の医療制度と比較にならないほど「脳死の方の生命維持」の経済的ハードルが低いことも大きく影響しているはずです。

    結果的に、欧米では先鋭的な臓器移植が進みました。日本の方が臓器移植を受ける場合も、極めて高額な費用が必要ながら、欧米に活路を見つけることが現実的になっていると思います。

    「臓器提供の意思表示の機会」については、日本でも進歩がみられています。しかし本質的には仏教的宗教観が考え直されるとともに、医療保険での脳死患者の治療費のカバーが見直されないと、日本での臓器移植は大きくは進まないと思います。


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