習氏「未曽有の困難に勝利」 新型コロナ対策の成果強調
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この「勝利宣言」には、筋道だったストーリーがあります。
2019年以来、中国はゼロコロナ政策により、感染拡大を阻止して耐え続けた。
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2022年になり、新型コロナウィルスは弱毒化した。したがって、もう感染したとしても問題は無い。
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ウィルスが弱毒化するまで耐え続けた我々の勝利である。
というものです。
このストーリーは、今、中国で大感染しているオミクロン株(もしくは他の変異株)が弱毒化している、という前提が真である場合のみ成り立ちます。
弱毒化しているかどうかは、結局、重症者と死者の数で判断されます。
中国政府は、重症者と死者の数を公開しなくなったので、判断しにくくなりました。仮に公開したとしても、従来からの数字も怪しいと考えざるをえませんが。
オミクロン株(もしくは中国で感染拡大している他の変異株)が弱毒化しているかどうか、という問題の他に、中国におけるワクチンの接種率、そして中国政府が接種を進めてきたシノバック、シノファームといったワクチンにどれほどの効果があるのか、も、重症者数と死者数を左右する要因です。
ファイザー接種を求める人々が多いあたり、中国国民も、あまり中国製ワクチンの効果を信用していない人がいそうです。
[FT]中国本土の富裕層、マカオでmRNAワクチンに殺到
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB274WV0X21C22A2000000/他国に迷惑をかけてない分、これに関しては北朝鮮の方が説得力があります。
→北朝鮮では結局ワクチン使っていないですよね?
つまり、中途半端なワクチンは混乱の素⁈