エネオス、燃料電池車の明日を閉ざす。1210円だった水素の価格を「1月1日から1650円にします」
自動車評論家 国沢光宏
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注目のコメント
水素の供給コスト問題。規制緩和によるスタンド増も進まないし、製造原価も下がらない。クルマも増えない。抜本的な手立てを講じないと水素燃料電池車が電気自動車の選択肢となるのはかなり時間がかかることになりそうです。
難しいですよね、戦略的価格設定。まぁ記事にも書いてある通り、1210円だろうが1650円だろうがモトは取れてない。そんな中で「戦略」を掲げ続けるか、モト取れないまでも少しはコスト回収に近づけたい、という欲を出すか。後者、「戦略」のステージを超えて実業に近づける、という話ならいいんだけどまだまだそうでもないのも現実です。
なお、水素元年とか言われた2015年1月のレギュラーガソリン価格は130円くらい。同年末には110円台前半まで下落していたそうです。15年初から比べると現在の160円台後半は約1.3倍なので、水素も当時の設定の1.3倍近く値上がりしたっておかしくはないのですよね。(記事中で1210→1650を1.5倍と言っているけど、単純割り算だと1.3倍くらいです)
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