緊急避妊薬 処方箋なしでの薬局購入について厚労省が意見募集
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注目のコメント
産婦人科医有志による「みんリプ!みんなで知ろうSRHR」としてもパブコメに意見を提出しました。
・緊急避妊薬は性交渉後はやく内服する方が避妊効果が高いので、アクセスのよさは非常に大事であり、OTC化することは、女性のリプロダクティブライツを守るためにも重要です。
・性教育がまだ不十分であるという意見もありますが、性教育が不十分だからこそ緊急避妊薬が必要な状況が生じうるのでもあり、性教育が十分になされるのを待ってからでは、防げるはずの望まない妊娠を防げなくなってしまいます。包括的性教育の推進は同時並行でなされていくべきと考えます。
・緊急避妊薬をのめば、避妊しなくても大丈夫、という誤解がドラマや漫画を通して若い世代に広まりかけています。正確な性教育や情報発信は急務と思われます。
・緊急避妊薬を飲ませればいい(からコンドームを使用しない)、という発想の男性がでてくるのは想像にかたくなく(OTC化していない現状でも存在します)、OTC化によりアクセスがよくなることでより悪用しやすくもなるため、女性をそのような被害から守るために、医薬連携が重要。OTCで緊急避妊薬を販売する時に、薬剤師からコンドームによる性感染症の予防やより確実な避妊法といった情報提供がなされ、実際に低用量ピルやIUSによる避妊について希望や関心がある場合に産婦人科へつなぐ仕組みが必要です。
・すでに妊娠している可能性を否定できない場合に、適切なタイミングで妊娠検査をすること、産婦人科を受診することの説明も必要と考えます。緊急避妊薬は医師の許可が無くても薬局で買えるようにしたほうがよいと思います
ただし、緊急避妊薬の副作用についてひろく伝えると共に販売する際にも副作用についてきちんとした説明をすることが必要だと思います
意見募集のページアドレス
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495220301&Mode=0使い方や副作用まで含めてしっかりと周知することを条件とすれば、薬局で購入できるようにして良いと思います。
学校ではこうした教育はほぼありませんし、無知な状態の人が多すぎる。それが日本における大きな課題ではないでしょうか。