【ハラリ直言】「未来を変える子ども」を育む方法
私たち大人は、今まで聞かされてきた有害な「歴史物語」から解放され、自由になることはないかもしれない。
──でも、これからの世代に伝わっていくことは止められる(ハラリ氏)
- 「本質」に迫る子どもの力
- 誤った「物語」が子どもをむしばむ
- 「暗い歴史」の正しい伝え方
- 歴史が示す「変化」の証拠
- 古びた物語を「なぜ?」で揺さぶる
- 「重荷のリレー」からの解放
私たち大人は、今まで聞かされてきた有害な「歴史物語」から解放され、自由になることはないかもしれない。
──でも、これからの世代に伝わっていくことは止められる(ハラリ氏)
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まっさらな状況で生まれてくる赤ちゃんが、大人になり、社会を形成する。その過程での教育はとても大切です。何を教えるか、どう教えるかで未来が変わってきます。
世界はいま、分断に向かっていますが、こういう流れをつくったのは、ひょっとすると、前の世代の教育がまちがっていたのではないかということに行きつきます。すさんだ考えのリーダーがあまりにも多い。
そういう過ちを繰り返さないためには、子どもたちの「なぜ?」にしっかり答えられるように私たちがしっかりと考え、子どもたちに語ることが大切だと痛感しました。
歴史から学んで未来を創る。
過去を悔やんでも過去に縛られて変われない。そんな状況から脱却しましょう。
自らを解放して固定観念にとらわれない。どうしたらいいかを考え続けて行動する。
経験した大人は過去で子どもを縛らない。歴史からの本質的な学びを伝えて、子どもたちが未来を創ることをサポートする。
それが自分たちの常識をはるかに超えるものであっても受け入れる。常に柔軟性を高める努力が不可欠です。
「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクション」と言ったのはアインシュタインですが、「だが大人がずっと昔にやらなくなったようなやり方で、物事の本質に迫ろうとするのが子どもというものだ」というのはその通りと思いました。子供の教育ももちろん大切ですが、大人も子供の様に向き合い、考えることで得られるものはたくさんありそうです。
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