「ファーストキャリアで人生の6割以上が決まる」約8割の大学生が回答…2024年卒業予定の2767人に調査
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私のファーストキャリアは国会議員秘書でした。周りからは「民間にはもう行けないね」なんて言われましたが、その後、ベネッセ、GREEと転職してきて、今リクルートにいます。ファーストキャリアで人生が決まるかどうかは、その人次第、環境次第、運次第だと思います。
ちなみに、私は国会議員秘書やっていて良かったと思ってます。霞ヶ関、永田町の流れが分かるからです。ファーストキャリアのロックバンドは断念し、セカンドの官僚は出世するはずが飛び出し、その後ふらふらしている自分が言えるのは、人生思い描くようには行かないということのみ。
「ファーストキャリアで人生の6割が決まる」
「ファーストキャリアで人生が決まると思う割合が高い人ほど、定年まで働きたいと考える人が多い傾向がみられた」
NP民の方々からは「これからは転職が普通になる時代」「何を寝ぼけたことを言ってるんだ」という声が聞こえてきそうですが、実際には「終身雇用」や「年功序列」を希望する若者の数は昔より増えているのです。以下は(調査年は少し古いですが)労働政策研究・研修機構の調査結果です。
①終身雇用支持率(2015年、カッコ内は1999年との差)
・20代…87%(+20%)
・30代…88%(+19%)
・40代…89%(+18%)
・50代…88%(+17%)
②年功序列賃金支持率(2015年、カッコ内は1999年との差)
・20代…73%(+16%)
・30代…73%(+16%)
・40代…74%(+18%)
・50代…76%(+16%)
要するに、NPでは反対派多数の「終身雇用」「年功序列賃金」の両方とも、若者も含めた全世代で圧倒的多数が支持しているということなのです。
この実態を認識せずに、「自己責任の競争社会」に突き進むのは不幸な国民を増やすことになるのです。