【秘訣】コーチングのプロが語る「変化を恐れない」組織の強さ
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「これまで培った習慣を手放す」という意味のアンラーンは、経験を積むほど必要だと、とても共感します。仕事において、特に30代ー40代でこの思考を柔軟に取り入れることは、大事だと痛感します。
なぜなら、20代は目の前のタスクをこなすことで精一杯ですが、30代ー40代になるとある程度経験を積み、自信も出てきます。無意識のうちに、評価されるスキルは鍛え続けますが、使わなかった筋肉が弱っていることに気づきにくいことは、あるあるです。積み重ねた「得意な習慣を手放す」ことの大切さに気づくと、新しい世界や可能性が見えてきますね。
そして、「固定概念の習慣を手放すこと」は、50代になっても大事なことだとつくづく思います。うまくいくために培った習慣は、時として成長を妨げる壁となると、自分の過去の多くの失敗に苦笑です。習慣を手放すのは、容易ではなく、いかに俯瞰的に自分を見つめ直す内省の自慢を定期的に作るかが、鍵ですね。今回のプロフェットは学び直し、いわゆる「アンラーン」に焦点を当てます。
中竹さんが早大ラグビー部監督時代、私はちょうど高校生でラグビー部だったこともあり、テレビ中継は欠かさず見ていたのですが、「こんなにスター揃いならそりゃ勝てるだろ」と失礼ながら思っていたところ、裏では多くの困難やスタッフ・選手の変化があったことを初めて知りました。
チームスポーツに限らず、企業などありとあらゆる組織で「勝ち続けること」は困難と言われる中、「過去を捨て、新しい方法で組織をビルディングすること」にある重要性を、中竹さんご自身の経験から非常に説得力を感じることができました。
明日の後編でも、「基礎から、誰でもできる」アンラーンのコツや心構え、そして現代のリーダーに求められる力について、中竹さんに詳しく語っていただきます。アンラーンと似た古典的コンセプトにアンフリーズ（解凍）があります。企業変革などが失敗するのは、これまでの思い込みをアンフリーズしないままいきなり変えようとすることが多いと同じように、「進化」のためにはアンラーンしていくことも重要と思います。
