2023年のウクライナ戦争、西側が決断すべきこと

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注目のコメント

• 加藤 嘉一

  楽天証券経済研究所 客員研究員

  ・2022年12月21日

  「中国の習近平国家主席はウクライナで戦争が始まる前、プーチン氏との『限界なきパートナーシップ』を宣言した。だが中国はプーチン氏の冒険の代償を払いたくはなく、ロシアに核の脅威と核兵器の使用について警告している。中国は、米国の『覇権』に対抗するためロシアとの長期的な協力関係を目指しているが、戦術的な柔軟性でバランスを保っている。中国は今後、おそらく他の国々と協力して、適切な時期にプーチン氏に和解を成果と再定義させることができる唯一の国となるかもしれない。」
  
  この段落は議論に値すると思います。中国の存在感と影響力は客観的に見て軽視できないのでしょうが、中国はウクライナ問題で必要以上の責任と役割を期待される局面を嫌がるでしょう。2023年、習近平とプーチン両首脳がどういう距離感と関係性を奏でていくか。見ものです。