2022/12/24

【Notion】不景気の今こそ、「ノーコード」の波が来る

NewsPicks 編集部 記者
SaaS(Software as a Service)が今、あふれかえっている。
この10年ほどで、メモアプリのようなものから、タスクや顧客の管理システムまで、さまざまな用途の一つ一つに向けてSaaSが登場した。だが、企業はそのすべてを使いこなせているわけではない。
そんな中、ユーザーを急速に増やしているのが、米国で生まれた情報管理ツールのNotionだ。
Notionを開くと、最初に現れるのは“白紙”の画面だ。文字を入力したり、表を作ったり、リンクを張ったりして、自分好みの業務ツールを作ることができる。
プログラミング不要でさまざまなツールを作れる「ノーコード」のトレンドがここ数年で広まった。Notionはまさにその先端を行く。
世界で2000万人以上のユーザーを抱え、2021年10月には日本語のベータ版を開始。2022年6月には日本法人を設立し、11月には日本語の正式版の展開を始めるなど、国内事業も加速中だ。
NewsPicks編集部は、来日した運営会社Notion Labsのアイバン・ザオCEOを直撃。今Notionが求められる背景から、今後のノーコードの可能性までを語ってもらった。
INDEX
  • 誰もがソフトウェアを作れるように
  • 企業はSaaSを使いすぎている
  • Notionを使いやすくする仕掛け
  • SaaS急増でノーコードに脚光
  • 「テンプレート」で稼ぐ人も登場

誰もがソフトウェアを作れるように