【マーケター必修クイズ】無意識に潜む「ジェンダーバイアス」
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なるほど。ズバリのコンテンツだけでなくて、色の使い分けとか、パパはハンバーガーを買う(≒家事が不得意)とか、細かい設定にもジェンダーギャップがあるのですね。
個人的に思うのは、上級管理職はどうしても業務がハイボリュームにならざるをえず(日本だけでなくグローバルに)、一方育児もそれ自体重労働(これもグローバルに)なので、これをジェンダーギャップを生まずに解決することが、管理職の男女均等を論じるときに非常に大事ですね。たとえば日本以外の国では、お手伝いさんやベビーシッターをリーズナブルに積極的に利用できることも多いですが、日本ではコストが高いのはもちろん、お手伝いさんを雇うこと自体ネガティブに見られたりします。そうなると夫婦のどっちが家事を重点的にやるかという話にしかなりませんので。
「オレこんなに忙しいのに、家事まで手が回らないよ」とか、それは私自身含めて本音ではあるが、それを社会として放置すると、結局ハイボリュームな仕事を男性中心で処理するしかなく、長時間労働から抜け出せなくなります。不幸です。
注目のコメント
全4問のクイズ企画です。みなさんは何問正解できましたか?
ダイバーシティやジェンダー平等に関して、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」への気づきの重要性を、よく耳にするようになりました。
「普段からバイアスには気をつけている」という方も多いと思います。
10月にFacebook社が広告代理店向けに開催したDE&Iのワークショップでは、本記事のように、参加者全員で「バイアスだと感じる点」をホワイトボードツールに書き出すワークがありました。
私も見学させてもらったのですが、思わぬ指摘が出るたびに「だから組織にダイバーシティが不可欠なのだ」と実感するばかりでした。
みなさんも、ぜひこのクイズで「気づき」を体感してみていただけたら嬉しいです。
記事中に「すべてのジェンダーバイアスに気づけただろうか?」と書きましたが、ここでの解説だけがすべてではありません。
もし「全問正解できたよ」という方は、逆にちょっと危ないかもしれません。笑事例が分かりやすいですね。そんな簡単なこと、と思われる方もいるかもしれませんが、驚くほど事例に挙げられた広告が普通に出ていたりします。データに基づいて最適化されているものも多くありますが、初めの設計がそもそもずれていると、そのずれのままパフォーマンスだけ最適化されていくので意味がありません。気にしすぎて何も言えないという声も聞きますし、気をつけていても公開されて炎上するケースも。
大事なのは、プロセスを整備することと、判断するチーム自体に多様性があるということ、そしてちょっとでも違和感がある場合は言える環境があるということだと思います。ジェンダーバイアス「クイズ」と題されると、全問正解する人も多いのではないでしょうか。
このような広告を街中で見かけたとき、そして何より、自社会議で持ちかけられたとき、偏見の存在に気付ける人はまだ多くないかもしれません。
広告に限らず、採用面談で「出産の予定はあるの?」などと平気で聞かれたという声もありますよね。
本来であれば、無意識に男女平等の扱いをすることが1番ですが、今はまだ意識的にでもジェンダーバイアスに配慮する必要があるかと思います。
今回のクイズのように、客観的におかしいところがないかを判断することも大切です!