[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックス・グループが厳しい経済環境を乗り切るため、数千人の人員削減を計画していると、関係筋が16日明らかにした。

これに先立ち、ニュースプラットフォームのセマフォーは関係筋の情報として、ゴールドマンが従業員の4%に相当する最大4000人の削減を計画しており、業績不振の社員を特定するよう管理職に指示したと報じていた。

第3・四半期末時点のゴールドマンの従業員は4万9100人。関係筋によると、コロナ禍中の増員によって、2019年末時点の3万8300人から増加した。

米金融大手ではモルガン・スタンレーやシティグループなどもここ数カ月で人員削減に踏み切っている。