世界の広告市場、2023年に初の100兆円台に‐デジタル広告が牽引
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注目のコメント
先日、別の記事でGAFAの広告収入の苦戦が言われていましたが、全体的には成長してるんですね。
以前から個人ごとの行動や好みを基にピンポイントで広告を表示する動きがありましたが、今は精度が高まりすぎて差別化ができず、逆に昔からあるブロードキャストなマス広告が増えているとのことでした。個人的には、特に2023年の数値(全体で+3.8%、デジタルで+7.2%)は下方修正されるのではないかと思う。
そもそも景況感が悪化している。そしてデジタルについても、リアル時間の快復なども併せて、Google広告売上は7-9月期の前年比成長率は+2.5%となっているし、Appleの個人情報保護の影響が一番大きいMetaは、4-6月期から前年比マイナスになっている。
内訳には明示的に入っていないが、個人的に気になっているのはリテールメディア。デジタル融合もあるので、デジタルに入るのだろうか?ただそこが伸びたとしても、限界はあると思う。
あと、世界の市場の予測という観点で、景況感が悪化して米国の金融政策が緩和的になればドル安が進み、ドルでの市場規模は縮む。逆に、景況感悪化してもインフレを抑えるまで金利を長期間上げたり維持すれば(Higher、Longer)、実体経済は落ち込まざるを得ず、広告の最大市場の米国の規模が小さくなる。