ロシア、貿易・エネルギー供給を他国にシフト 制裁に対抗＝プーチン氏

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• 塩崎 悠輝

  静岡県立大学国際関係学部 准教授

  ・2022年12月16日

  ロシアで、2023～2025年の国家予算案が発表されました。
  　全体の30％が軍事費に充てられますが（GDP比8％）、ロシアの軍事費は、公式に軍事費とされている部分以外にも軍事費といえる部分があり（これは中国もそうですが）、実質的には全体の50％は軍事費といえそうです。
  
  仮に、従来量の原油、ガスの輸出を続けられても（どうしても量が減りそうだし、売却価格も下がっていますが）、軍事費を捻出するためには、教育や医療を含む諸々の公共サービスを削らざるをえないでしょう。