【医師の告白】僕らは、アプリで治療を変えようと思った
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患者目線で言うと、アプリ×医療はめちゃくちゃ有難いです。
私自身以前、スマルナという低用量ピル処方のアプリを使用していましたが、
医師とチャットでやり取りが済み、処方まで全部オンラインで楽チンだったので大変助かりました。
病院に行くためには平日の昼間数時間を確保しなければならないため、
「わざわざ病院まで行かなくて良い」というだけでQOLはかなり上がります。
素晴らしいサービスですね。応援しています。
注目のコメント
行動療法は高い治療効果が期待されているけれど、時間がかかる治療法なので、医者はその治療に関わる時間がない。これはまさに、NewsPicksのメンタルヘルス特集で指摘した構造的な問題です。https://newspicks.com/news/7653840/body/
この解決策の一つとして期待されているのが、治療用アプリというわけです。
そもそも私自身も、病気にになったら病院に行って薬をもらうものだと思い込んでいました。でも、その考え方は医者側の認識とずれているのかもしれない。取材をしていてそんな気がしてきました。大変興味深いです。
様々な慢性疾患は、薬で対応できるのはあくまでもその症状の緩和であって、症状が落ち着いて問題がなくなる「寛解」の段階まで持っていくことができるわけではありません。それをするためにはセルフケアで生活習慣を改善し続けることが大切で、習慣を変える事を支援する事で診察の場以外にも医療を展開する上でアプリを活用するという事がここで書かれている事です。
その開発の動機が、医療の限界にあるというお話は大変興味深いです。というのも、今行っていることを効率化する(診察の効率化など)をしていくこともできたと思うのですが、そうではなく、一歩踏み込みその背後にあるシステム的な問題を発見し、そこに介入することで、今の表面的な問題を解消していくという、一段高度な問題へのアプローチを行っているからです。
しかもそれは、患者にとっても意味があり、かつ、医療経済的にも意味があるというと、これは大変大きな価値のあることだと思います。