Googleとメタ、世界の新設海底ケーブルの5割に出資
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これに関しては、通信衛星コンステレーションと衛星間レーザー光通信に10年くらいのスパンで置き換わるかも、なのでいい投資ではないかもしれない可能性かなり高い
この記事は海底ケーブルの運用の話。あまり知られていませんが、海底ケーブルの敷設は3社で独占されていて、その一角を占めるのがNECです。他2社はフランスAlcatel Submarine Networksと米SubCom。
大陸を結ぶ高速大容量の海底光ケーブルは、メタバース、デジタルツインなどを普及させるインフラになっていくんでしょうね。
大手通信事業者や各国の政府が主導してきた海底光ケーブルを借りてハイパースケールのデータセンターを結んできたGAFAMも、もはや動画配信やSNSの次に来るメタバースの事業で成功するには、自ら海底ケーブルを所有し運営すべきだと判断しているということだと思います。
長距離海底ケーブルのプロジェクトは数百億円の投資、建設も3年かかるようなので、光ケーブルを借りていては事業を回せないと考えているのでしょう。GAFAMにとって、数百億円の共同プロジェクトの全額を負担しても惜しくくはないでしょうが、やはりデータの独占の指摘を受けたくないでしょうから、共同出身という形をとって、その非難を避けようとしているようにさえ見えます。
GAFAMにとって海底ケーブル投資は、時間を買うためのものであって、独占して競争優位に立とうということではなく、時間を買うことが競争力の源泉に他ならないのではないかと思えてきます。
ところで海底ケーブルの光ファイバーは現場シングルコアですが、日本はマルチコアの開発に成功しました。
高速大容量の需要に応えていくには、マルチコアは有望な技術だと思います。
参考)
KDDI研究所やNECなど6者、マルチコアファイバーによる大容量光海底ケーブル技術を開発・実証
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1398464.html
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