ヒトの精子の減少加速 70年代から6割減、打つ手見えず
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注目のコメント
NHKのサイエンスZEROでもこの問題取り上げられてましたね。
https://www.nhk.jp/p/zero/ts/XK5VKV7V98/episode/te/V3KR3W9K8W/
番組では生活習慣や健康という側面よりも、男性の育児参加など行動に注目。
精子の数にも影響する男性ホルモンの一種「テストステロン」が母性的な行動によって減少するという。
反対に女性はチームのリーダーを担ったり、チャレンジ的な行動を取るとテストステロンが上昇する。
要は男女ともに中性化が起きている。
では、少子化を食い止めるには、昔のように男は外で働き、女は家事育児に専念するのが良いのかと言うと、もうそれは今の社会構造、経済構造的にも合わず、むしろ逆効果だろう。
また、中性化は今になって起きた現象では無く、狩猟採集社会から農耕社会への移行期にも起きたという。
原始社会では他の野生動物のように、オラオラ系が繁殖に優位だったと言う事だろう。
人類は進化の度に中性化に向かっているのかも知れない。「異次元の少子化対策」とか言われる中、「日本人男性の生物としての繁殖力が衰えている」問題はあまり報じられていません
「お金を配ればいい」というほど問題は単純では無く、「健康を害さなくてはならないほど若い男性を酷使している」問題も解決しなければなりません
ジェンダー問題は女性に目が向けられがちです
(私も地方出身なので女性の働きにくさなどは解消すべきと思っています)
しかし、「若い男性の健康」はあまり目を向けられていないのではないでしょうか
映画などのエンタメを見ても「母性」がテーマになり「父性」はあまりテーマになりません
ですが、「父性」こそ今直視するテーマなのではと思います