野村デジタル資産部門、2年以内に黒字化-FTX破綻で機会拡大
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注目のコメント
「FTX破綻は好機」というのは既存金融機関の責任ある態度を訴求することが顧客の信頼獲得に有利に働くタイミングだということですね。
野村HDのデジタル・アセット子会社レーザー・デジタル・ホールディングスがスイス拠点としているのは興味深い。スイスは金融センターの歴史を持ちつつ、中銀の理事がDeFiのインフラとしてのCBDCの意義を説くなど中央集権的な金融システムと分散型金融の共存を模索している印象で気になる存在です。FTXの破綻によって、欧米、特に震源地である米国の規制当局が規制強化に向かう事は避けられないと言われています。この流れにより、暗号資産業界と既存金融のデジタル部門のサービス性が近くなり、リスク回避を思考する企業や大口の個人投資家達が、より信頼性が高いブランドを持つ既存金融機関のデジタル部門のサービスを選択する余地が出てくるものと思われます。