習主席、江沢民氏の追悼大会で天安門事件に言及 指導力たたえる
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Bloombergは12/6付の配信記事で、習近平が天安門事件直後に就任した江沢民のその後の対応を称賛しており、暗に最近発生した中国での大規模な抗議運動を批判および牽制していると指摘しています。
天安門事件では戦車の前に立ちはだかった男性が「坦克人:タンクマン」という呼称でアイコン化されていましたが、今回の中国の抗議運動でも少し似たようなシーンがあったようです。
ある中国のエリート大学(コメント上では伏せます)にてゼロコロナ政策に対する抗議集会が開催されていたのですが、大勢の警察が監視の意味合いも込めてか、大学の前に集まり、睨み合いの状況に発展しました。そのような緊迫した状況の中、同大学の社会科学系学部の教員2人が大勢の警察官の前に立ちはだかり、学生たちの安全を守ろうとしたとのことです。その瞬間を写した写真がSNS上で拡散し、彼らは天安門事件のタンクマンをなぞって「新戦車人」と呼ばれているようです。
現在、中国での抗議デモは沈静化/鎮静化しており、発生当初、一部で指摘されていた「体制への挑戦」に発展する可能性は限りなく低いとされています。しかし、この抗議デモの余波が今後の中国情勢にどのような影響を与えるのか、注視していきたいです。
関連する情報のURL
Bloombergの記事
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.bnnbloomberg.ca/china-mourns-ex-leader-with-police-patrolling-for-covid-protests-1.1855196.amp.html%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
ある大学での教員と警察との対峙
https://twitter.com/realbeiming/status/1596677735979487232?s=46&t=SBYNa5J8l9zi6ZdZPv8RDA
上記の内容を扱った、Newsweek (日本版)の記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fc8e33c95a2485ce72e687e7f74d2c575807c21