【大勝負】400億円投資の赤字事業が「新たな柱」となるのか?
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レギュラー回としては今年最後となる「デューデリだん!」。
DeNAと言えばゲーム、野球の会社というのは多くの人が想像しがちですが、実は手がけている事業はストリーミングからカーシェア、スマートシティーまで、非常に多岐に渡ります。
少し詳しい方には「人材輩出企業」としてもおなじみかも。
そんな中、DeNA新時代のコア事業として力を入れるのが「社会課題解決」事業。
最近では、近くの飲食店を予約したら1分後に入れるようなサービスまで開発しました。
ヘルスケアサポートからまちづくりまで、その本気度を元総務官僚の3代目社長・岡村信悟社長に尋ねてみました。今回デューデリするのは、DeNAです。
「モバゲータウン」と聞いて、懐かしいと感じる方もいるのでは?DeNAは、「怪盗ロワイヤル」などのソーシャルゲームがヒットし、急成長したメガベンチャー企業です。
しかし企業の柱となるゲーム事業が不調に…
そこから野球、まちづくり、ライブストリーミングなど幅広く事業を展開してきましたが、未だゲーム事業に匹敵する事業ができていません。
そこで今回は、「DeNAって何の会社なの?」とイマイチ印象が付かない方にもわかりやすく、これまでDeNAが歩んできた紆余曲折の歴史、ゲームに匹敵する新たな事業戦略まで深掘りします。停滞からの脱却を図るDeNAを徹底解剖していきます!
ぜひご覧ください!「様々な人達をつなげる」というのがDeNAの目指していることだ、ということはわかりました。しかし、冒頭のディスカッションパートにあるように、投資家に注目されていない会社になっている理由もわかりました。つまり、単体の事業はそこそこのものは作れても、グループとしての事業シナジーを構築するまでに至っていない、そうなると、スタートアップ企業の集合体としての域を超えず、いうなれば、スタートアップコングロマリットディスカウント状態になっているからではないでしょうか。また、動画を見ていて、素朴な疑問として、やりたいこととできることの差がどう埋まるのかがよくわかりませんでした。これらの要因によって、投資家に注目されていない、という結果になっているのではないかと思います。
例えば医療DXで、自社の買収した企業と合わせるとデータがたくさん集まっていることを成功の理由として述べていますが、だからといって彼らが事業として成功することはイコールではないわけです。成功までの筋道がどの程度見えているのかがよくわかりませんでした。社会的な課題は確かに大きいのはわかるのですが、課題が大きいことと事業の成功はイコールではないのはいうまでもないことです。
また、ゲームでコミュニティを作ってきたということと神奈川県でスポーツを起点にコミュニティを作る、ということも、言葉は同じでも実際は結構位相の違う話だと思いました。
おそらく課題としては、冒頭に書いたように、グループとしての事業展開のシナジーをどのように構築するのか、あるいはしないのであれば純粋にソフトバンクのような投資会社になるのか、なるとしてもその勝ち筋をどこで作るのか、ということになると思いました。