被差別部落の動画をユーチューブから削除 グーグル「指針に違反」
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削除は当然ですし、この対応に違和感は無いのですが、
ただ、現状のままで良いのかなぁという思いもあります。
住居移転の自由があり、戸籍もほぼ開示されない現在、
概念上は被差別部落は存在しないはずです。
が、こういう動画がある通り、固定化された被差別部落が
少なからずあります。
京都に住んでいると、当然にそれは知ることとなります。
誰からも明確に教えてもらってないですけどね。
「自然」と知ります。その近くに住んでいると。
部落解放同盟や全解連の精力的な行動により、
被差別部落がどこかを示唆する情報が
マスメディアから遮断されてかなり長いですが、
結果、不自然にその地域に関する情報が欠落していきます。
それって、かえって関心を高める結果にならないですか?
内部からもあまり情報発信がされないので、
被差別部落と認識されなくとも、
「アンタッチャブルな地域」という認識を
何も知らない世代に振りまく結果になってます。
私の世代の多くは、そういう認識です。
たまにニュースになるとすると、同和問題で
不当な利得を得た人がいるというニュースぐらいです。
そういう意味では、今の状態は不健全だと思っています。
ただ、「部外者」はその地域の情報発信が困難です。
情報発信者に差別意図がなくとも、
受け手が差別の意図がある!と言ったら
アウトになっちゃいますからね。
もっと内部からの情報発信があっても良いように思います。京都駅の近くにも不法に占拠された土地という意味で0番地があると聞いたことが。
そういう噂は人から人へ あっという間に広まるものですよね。
この方の動画か覚えてはないですが、部落とされた廃墟を名残惜しそうに歩く動画を見たことはあります。
そこはもうすでに立ち退きが済んでいて キレイな建物が徐々に周りを囲んでいました。
昔を知ってるものからすれば寂しい感じにもなります。
街の雰囲気がガラッと変わってしまうのだから。
ここにどういう職業の方がいて かつては部落といわれていた地域だと淡々と語る姿には特に差別は感じなかったのですが。
作り手の悪意があったり、受け取る側に差別意識が強いと 配慮をということにもなるので。バランス難しいですね。
歴史のある街というのは背景にいろんなものを抱えているものですね。
追記
京都には罪人の処刑場もあちこちあったので 上部だけのキレイな古都とは違う探検の仕方もあります。歴史を深く知るきっかけにもなると思います。