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ロシア「不在」でOSCE開幕=冷戦期の枠組み、存続の危機―ポーランド

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    欧州安全保障協力機構(OSCE)は、1973年に全欧安全保障協力会議(CSCE)として設立されました。
     主な目的は紛争予防です。1970年代~80年代は、ソ連を中心とする東ヨーロッパとの衝突を阻止するために、経済協力や人的交流を含めた紛争予防措置が西側諸国と東側諸国で話し合われる場が、CSCEでした。  
     1994年に、活動の場が旧ソ連に広がったこともあり、欧州安全保障協力機構(OSCE)と名称が変わりました。
     旧ユーゴスラビア、アゼルバイジャンとアルメニア、ジョージア、チェチェン、等々について、ヨーロッパ諸国(+米国、カナダ)と旧ソ連諸国が話し合う場がOSCEでした。
     国際機関、というのは、多くの場合、それ自体は予算も人員もあまり持っておらず、各国政府が話し合う場を用意するのが、主な役割です。

    ロシアが参加しないことで、確かに紛争予防のための話し合いの場、としてOSCEの機能が、かなり損じられることは確かです(しかし、ロシアを参加させると、攪乱を目的として荒唐無稽な演説を延々と続けるため、会議が妨害される、という問題があります)。
     ただし、紛争の危険性はむしろ増えており、ロシアが来ないにしても、ヨーロッパ諸国(+米国、カナダ)と旧ソ連諸国で話し合われるべきことは山のようにあります。
     今月のポーランドでの外相会合にしてもそうですが、ウクライナでの戦争をどう終結させるか、終結できないにしても、被害を抑え、被害者をどのように救済するか、だけでも、膨大な作業について話を詰めなければなりません。
     そして、ロシアが勝つにしろ負けるにしろ、旧ソ連諸国が抱える紛争の可能性は、増大しています。旧ソ連諸国は、仮にウクライナのような立場になった場合を考えて、ヨーロッパ諸国(+米国)と協議しておきたいことは、深刻に多く、その点でもOSCEという話し合いの場の意義は、むしろ増しています。


  • 投資業 役員

    2014年〜OSCEによるミンスク合意に基づくウクライナ停戦監視団の記録です。ミンスク合意後も戦闘が続いていたことがわかりますが、つくづく大変な任務だと思います。
    https://www.osce.org/press-releases?page=287&filters=%20im_taxonomy_vid_1%3A%28896%29&solrsort=score%20desc&rows=10


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