【原晋】実は挫折の連続。駅伝王者が語る「強さ」の法則
- 「失敗」と「挫折」の大きな違い
- 挫折することでしか強くなれない
- なぜ未経験の「監督」に挑戦したのか
- 挫折の連続から学んだこと
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私の場合、原監督が定義されているような立派な挫折をしているとは言えませんが、人生のどん底を経験していまして、何度も自殺しようかと思い詰めたこともあります。
勝負強さは挫折から作られるという原監督の言葉はそのとおりだなあとしみじみ感じます。挫折を経験しているから強くなれるし、だからこそ、人に対してやさしくなれます。
本当のやさしさというのは、相手に怒らないとか、おべっかを使うとか、そんな薄っぺらいことではなく、「強さ」なんですよね。その強さは挫折から「しか」生まれないのかもしれません。
本論からずれますが、陸上部の寮母さんをされている原監督の奥さまと私の母がジム仲間の仲良しでして、原監督のことや陸上部のことをよく聞くんですね。まあ、とにかく原監督と寮母さんが明るいんですよね。
つい先日、トップは明るくないと!というNewsPicksの記事(サントリー佐治さん)がありましたが、青学の強さも原監督の明るさが寄与していると思います。
箱根駅伝まで残り1か月、楽しみにしています。
ちなみに、私はあさって日曜日に湘南国際マラソンです♪
挫折により、本当に活躍できるフィールドをかぎ分ける「嗅覚」が鋭くなるという言葉、とても共感します。
つい特定の分野に集中して執着し過ぎることもあり、どうしても上手くいかない時こそ、霧の中にいる感覚で「モヤモヤ期」がある感覚だったりします。そんな時にふと霧が急に晴れて、これだ!と思える瞬間は、まさに「嗅覚」が鋭くなる瞬間。
モヤモヤする挫折の期間に、いかにこれまでベストを尽くしたかが、嗅覚が鋭くなることにもつながると思います。
私自身はスポーツもロクにしたことのない人間ですが、原監督の話を聞いて大いに納得しました。
これまでモヤモヤしていたことがすっきりしたというか。
私、「挫折は大事」「若い頃の苦労は買ってでもせよ」と言われても、「挫折して戻って来れない人もいるじゃん、どうすんのよ」と思ってたんですよ苦笑
でも、鶏が先か卵が先かという話ですが、
挫折して→自己肯定感が下がって→自分の力で自信を取り戻す
というところまでがワンセット。
その繰り返しでしか、ちょっとやそっとの挫折で「折れない人」にはなれないから、「『若い頃』から挫折せよ」なんですね。
原監督が元バリバリのビジネスパーソンで、スポーツアスリート一直線の人じゃないところも、私が納得したポイントかもしれません。
そのあたりのお話は、明日に譲ります。
どうぞお楽しみに!
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