なぜ、知的障害者のアートが「ビジネス」になるのか
NewsPicks編集部
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ザボディショップも今年春にヘラルボニーを通して、21歳の重度の自閉症・知的障害を持つGAKUさんとのコラボスペシャルパッケージの商品を打ち出しました。GAKUさんは、全く絵を描いていなかったらしいですが、10代後半で岡本太郎さんの絵画を見て、絵を描き始めたそうです。
私自身も重度の小児麻痺の兄がおり、30歳過ぎで他界したものの、ずっと両親の心配は、「自分達が先に亡くなった後どう彼を守れるのか」でした。親としての気持ちが痛いほどわかるが故に、GAKUさんのように自立をして、かつ自閉症ということは関係なく心を打つアート作品を創ることは、なんて素晴らしいことなんだろうと思ったものです。
「全ての人に可能性を」という社会創りは、大切だとつくづく思います。ヘラルボニーにかぎらず、京セラもソニーもそうでしたが、海外に行くのがあたりという点は残念ながら賛成です。日本だとどうしても「自分の目」ではなく「他人の目」「自分がどうみられるか」の意識がまだまだ高いので。
私もヘラルボニーが券面のクレジットカードを持ってってます。多くの人がなにか貢献したいと思っていても、どうしていいかわからないことが多いので地道に続けるときっと花開くと思います。