ワークマン「Excel経営」が超進化!次のデータ分析ツールに選んだのは?
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DXの前提はデータ分析ですから、まずはExcelを使い倒す、は非常に素晴らしいなと感じました。
多くの企業がツールを入れれば解決できると思っていると思いますが、ほとんどの課題は、データで分析するためのKPI設計だったり、決めたKPIを元にしっかり毎週、毎月、PDCAを回して戦略にまで繋げるモニタリングの環境構築にあります。
多くのツールはその可視化をあくまで手助けする手段であり、BIに至っては、モニタリングをよりビジュアライズして理解しやすくし議論を進めやすくするためにあるようなものなので、結局その環境がなければ、できることはいくらでもあるが、ほとんどの機能が使えずに終わります。
数値をベースにした会議体設計や、戦略立案の土壌作りがなければツールを入れても意味がないということを、むしろExcelを使い倒しているワークマンさんの事例から、多くの企業が学べるのではないかと感じました。データ分析基盤とBIで社内DXと言っている会社には必要な考え方。手法論やDX論ではなくデータを使う意味が大事なのだと思います。目的次第でExcelがベストかは別として、データを有効活用するには現場のデータ活用のuse caseとデータプリパレーションが繋がっていない組織課題が大きく(現場とIT部門をブリッジできない、データプリパレーションへの投資や工数や価値が経営陣が理解できていない)が更にデータ活用をしていく課題になるかと思います。