内閣支持、最低37% 旧統一教会対応「評価せず」70%
日本経済新聞
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日経は、中間的な回答をした人に「重ね聞き」をする方式をとっているので、内閣支持率が他社より高く出やすい。そうした調査でも37%という水準にとどまるのは岸田内閣にとってはなかなか厳しい。
自民党支持率が40%だから、内閣支持率37%とはつまり無党派を取り込むどころか自民、公明支持層を固めることもできていないということだ。菅政権末期並みという解説が記事にもあるが、菅政権のように選挙間近ならすぐにでも降ろされかねないだろう。黄金の3年間のはずだったが、打開策がなければ1年後の今ごろ岸田政権かどうかも怪しい。閣僚の相次ぐ辞任や物価高対応、旧統一教会対応など見ていれば、この数字も違和感は特にありません。
直近では政治とカネを巡る問題で、岸田首相自らも疑念を抱えている状況です。
個人的には今後内閣支持が回復していくイメージもあまりないのですが、岸田首相が政権をどう運営していくのか、注目しておきたいと思います。政治とカネによる岸田政権メンバーの更迭、そして岸田首相自身の公職選挙法違反を疑うような行動、と立て続けに政府への不信感が高まる事例が起きています。就任して1年もたっていないと思いますが、何かこれといった成果を感じられないのが正直なところです。デジタル田園構想を掲げていますが、そこまで進んでいるとは思えないです。内閣支持率上昇のためにも、今後の活躍に期待したいところですね。