貴重なカシミヤ大事にしたい 回収再生し「循環」目指す百年企業
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温暖化の影響で良質な毛がとれなくなり…とありますが、一方でカシミヤヤギが増えすぎたことで生態系バランスが崩れ、モンゴルでは砂漠化が進行したと言われています。
以下四国新聞オンラインより(2009/7/4)、
「大草原の国、モンゴルで砂漠化が急速に進んでいる。(中略)…伝統的に家畜はヤギとヒツジの割合が3対7だったが、中国のバイヤーが数年前、カシミヤを高値で買い付け、価格が高騰しバランスが崩れた」と指摘。ヤギは草の根を足で掘り起こすため牧草が荒廃しやすい。」
服飾のための素材調達により生態系が悪影響を受けてきた例は枚挙に暇がない。アパレル産業のレスポンシビリティは強調してもし過ぎることはないでしょう世界的なカシミヤ需要の増加にともなうカシミアヤギの増加は環境問題につながっています。
放牧されたカシミアヤギが草を食べつくしたり、ひづめが土壌を傷つけるといったことにより、草原の砂漠化が起こるためです。
一部のブランド(ステラ・マッカートニー等)は「再生カシミア」しか使用しないことを宣言しています。
これまでは、カシミア製品の生産工場の端材等が再生カシミアの原料となっているのが主でしたが、より多くの資源を循環させる意味合いで、今後本記事のの取り組みのように、使用済み製品の回収による循環のチャレンジも増えてくるものと思います。