[ベルリン 23日 ロイター] - 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は23日、傘下のブランドが広告出稿などの有償行為を米ツイッター上で停止したと発表した。

VWは今月、米実業家イーロン・マスク氏によるツイッター買収を受け、傘下のブランドに対してツイッターへの広告を当面停止するよう勧告していた。VWは傘下にVW、アウディ、シート、クプラ、ランボルギーニ、ベントレー、ドゥカティ、ポルシェを抱えている。

VWの広報担当者は、全てのブランドが勧告に従ったと説明。アウディはツイッターに投稿することもやめ、顧客からの質問には自社サイトで回答する方法を選択したという。

アウディの広報担当者はロイターの問い合わせに対し、「状況を注視しており、事態の展開に応じて今後の手続きを決定する」と電子メールで説明した。アウディは11月1日、それまでほぼ毎日行っていた投稿をしていない。