2022/11/26

【メイクマネーサバイブ】選ばれるのは誰?熾烈な資金調達バトルが始まる

NewsPicks Studios / NewsPicks Team Leader
堀江貴文氏がそのプレゼンを絶賛した「中学生起業家」のリ・レウォン氏など、これまで多くのスター起業家を生み出してきた、番組「メイクマネー」。
このメイクマネーが、定期配信番組「メイクマネーサバイブ」としてリニューアルし、10月末より新たに始まっている。
「メイクマネーサバイブ」のルールはこれまでとは一味違う。
というのも今回登場する起業家たちは、簡単に投資家と顔を合わせることすらできないのだ。
「メイクマネーサバイブ」では、6人の起業家同士がビジネスプランをアピールし合うファーストステージからスタートする。
ファーストステージでは順番に30秒のピッチが行われ、その後は起業家同士で15分間のアピールタイムとなる。
そして、ファーストステージを突破した2名だけが、投資家に向けて直接プレゼンを行うことが可能な、セカンドステージに進出する権利を得られるのだ。
そのためファーストステージでのアピール合戦はどの起業家も本気だ。
誰もが自分の事業が一番!と信じる中、起業家同士の熱い議論が交わされる。
もちろん、その様子は別室で投資家たちもチェックしている。
集った投資家は堀江貴文氏など百戦錬磨の5名。
セカンドステージでは、これまでのメイクマネー同様、ファーストステージを通過した起業家が、1人ずつ投資家の前でプレゼンを実施する。
投資家が本当にそのビジネスプランに魅力を感じれば、実際に投資が行われるのだ。

セカンドステージに進んだ2人は誰か

先日放送の「メイクマネーサバイブ」に登場した6人の起業家を紹介しよう。
1人目はパーソナライズした日本酒を届けるサービス、株式会社サケアイの新山大地さん。
新山さんが運営するのは、若者の日本酒離れを食い止め、日本酒市場を盛り上げるためのパーソナライズ日本酒定期便サケアイボックス。
AIを駆使した日本酒診断で、顧客に合った日本酒をレコメンドするほか、定期的に一合瓶3本セットが届くサブスクサービスを展開している。
2人目は捨てられる規格外のお花を使ったSDGs、株式会社Hanavie代表の松野ゆかりさん。
松野さんは規格外の花を使った、花のある暮らしを身近にするサービス、ハナスクを運営している。
飲食店や婦人服店などと連携し、市場に流通せず店頭で売られない規格外の花をお手頃価格で販売。
花を手にしやすい環境作りと、規格外の花を活用したSDGsの両立を目指す。
3人目は未来に向けた音声ギフトサービス、中村敏康さん。
中村さんが運営するのは、自分の思いを音声にして未来に届ける新しい終活サービス「MUSUHI」。
「MUSUHI」には面倒な作業はいらない。アプリに沿って音声をのせ、そこに好きな写真や映像を取り込むだけでOKだ。
大切な人のもとへ、指定した未来日時に届く、音声メッセージギフトだ。
左から松野ゆかりさん、新山大地さん、中村敏康さん
4人目は日本初同性同士のマッチングアプリを運営する、徳川株式会社の徳川あおいさん。
徳川さんは同性同士の友達作りに特化した日本初のマッチングアプリ、ドートマッチを運営している。
ドートマッチは、マッチングアプリで1200人と会った徳川さんが狙う、趣味や体験を共有できる同性の友達作りサービスだ。
さらにカフェやレストランと連携し、出会いに最適な場所の予約代行機能も付与している。
5人目は適正在庫によるサプライチェーン強化を目指す、FACTORY X Inc.代表の神谷喜穂さん。
FACTORY X Inc.が仕掛けるのは、企業が持つべき最適な在庫の量を提案するSaaS「在庫戦略モデル」。
これからは在庫を「削減する」から「戦略的に持つ」時代へ。製造工程の生産性、収益性を反映した在庫の生産計画のモデル化を目指す。
6人目は若手IT人材の流通を滑らかにするOJT型クラウドソーシングサービスを運営する古谷大輝さん。
古谷さんが運営するのは、若手IT人材の流通を円滑にするOJT型クラウドソーシング「Jobtune」。
「Jobtune」では企業から獲得したOJT案件と連携する教育機関に通う学生とをマッチング。
学生に仕事を通じて付加価値の大切さを理解させると同時に、優秀な学生が社会に対し交渉力を持って働ける環境づくりを目指している。
左から徳川あおいさん、神谷喜穂さん、古谷大輝さん
多種多様な事業を手掛ける6人の起業家がファーストステージに集った。
この6人の中からファーストステージを突破し、セカンドステージに進んだ2人は誰か。
そして、最終的に投資家から出資を勝ち取った起業家はいたのか――。
詳細はぜひ前回の放送を見てほしい。

第2回出演の起業家をご紹介

本日放送の「メイクマネーサバイブ」第2回も、前回同様のルールで行われる。
今回登場する6人も紹介しよう。
1人目は地方学生の受験ハンデをなくす、オンライン家庭教師サービス「東大先生」を運営する鈴木健太さん。
鈴木さんももちろん東大生だ。
生徒の希望条件に合った講師をマッチングし、質の高い授業やフィードバックを実現する。さらに、いつでも“いきなり”質問に答えてくれる支援も提供しているという。
2人目は地方と海外をつなぐ、インバウンド田舎ホームステイを運営する杉本朋哉さん。
「インバウンド田舎ホームステイ」は地域住民と距離感の近い環境で、地方ならではの自然や体験が満載だ。
人手の足りない田舎と、新しい体験や関係を望む外国人顧客を結ぶ、ツアー事業を実現する。
3人目はお腹の弱い男性を、お腹の悩みから解放する、腸いいパンツを運営する木村千瑛さん。
これまでにない、ファッショナブルなデザインで「腸いいパンツ」革命を狙う。
4人目はエンジニアたちの働く環境とメンタルをケアするサービス、エムフィーの高橋航大さん。
高橋さんはバチェロレッテにも出演経験があるという。
エムフィーでは女性メンターがエンジニアの悩みをケアするほか、将来の目標設定など、コミュニケーションもサポートする。
5人目はすべての服を手のひらサイズに圧縮する、ポケットチップスの川口相美さん。
ポケットチップスが目指すのは服の収納革命。
専用の圧縮技術で、収納はもちろん、持ち運びも楽々だ。
服を「たたむ」「かける」、そんな煩わしい行為から、人々を解放することを目指している。
6人目は顔も名前も出さずに友達作り!アバターライブ通話の事業を手掛ける、ツイツイの稲尾拓也さん。
コミュニケーション下手で恥ずかしがり屋、、、でも新しい友達が欲しい。
そんな悩みを解決するのが、アバターSNSだ。
ユーザーの個性を表現したアバターがつながり、新たな友達の輪を生成する。

個性に溢れたアピール合戦

この6人はどのようなアピール合戦を繰り広げたのか――。
議論スタートから強気の、腸いいパンツを手掛ける木村さんは絶対の自信を口にする。
エムフィーの高橋さんは「言わせておけばいい!自分のサービスを言語化させればいい。」とマイペースを貫く。
第一印象で堀江氏を始め投資家たちが一番気になったのはポケットチップス川口さんの圧縮技術だ。
本当に洋服がポケットサイズになるのか?どういう技術を使っているのか?興味は尽きない。
しかし、他の起業家も自分が一番とばかりに川口さんを総攻撃する。
そんなに旅行先に洋服を持って行く必要があるのか?
圧縮機を旅行先に持って行くのは大変なのでは?
そのような質問攻めに対し、川口さんはどう返したのか?
現役東大生の鈴木さんは東大生のオンライン家庭教師サービスを論理的に説明する。
しかし、ツイツイの稲尾さんや川口さんからは、本当に東大生が先生に向いているのか?という疑問が…。
ならば「自分のメンタリングシステムの方が優れている」とバチェロレッテ出演経験がある高橋さんも負けじと立ち上がり自分のプランをアピールする。
すると、メンタリングと腸内環境を強引に結びつけた自信満々の木村さんが割って入る。
木村さんは持ち前のプレゼン力を生かして、席から立ち上がり大きなジェスチャーで試作品を見せながら自身の事業を説明する。
あまりに強烈なプレゼンに投資家たちから思わず笑いがこぼれる。
残り時間が少なくなったところで、インバウンド田舎ホームステイを運営する杉本さんが最後のチャンスとばかりにプレゼン。
投資家にこの姿勢はどう映ったのか?
はたして2ndステージに進み投資家の前でアピールすることができるのは誰なのか?
詳細は本日22時〜の放送で確かめてほしい。