中国コロナ再拡大、北京は公園・美術館閉鎖 上海は訪問規制強化
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中国ではコロナ再拡大により、感染対策が強化されています。
しかも経済再開加速が来年3月以降とは、思った以上に先ですね。
現時点でもかなり中国経済は停滞していますが、回復の見込みは当分ないのでしょうか。世界経済にも大きな影響を与える存在なだけに、今後のコロナ対策の方向性が注目されます。報道されてないと思いますが、北京近くのある都市では都市全体を対象とした実験が行われてました(現在行っている定期PCRを免除するもの)。2週間の実験の後、5日程度の行動規制との事。結局有効なワクチンとある程度の医療体制確保が出来ないと出口は無さそうです。
中国はゼロコロナ戦略を頑なに続けていることで自ら経済制裁を加えているような状態。様々なところで人権侵害が起こり、先が見えない。なんせロックダウンや検査漬けで感染を防いでいる分だけ多くはまだ感染していないのでそれによる免疫を獲得していない。
他国は感染力が強くなったオミクロン株によって次々に戦略を転換し、既にウィズコロナの道を歩んでいるか模索している。中国は今が厳しいだけじゃなくこの厳しい状態がどこまで続くのか先が見えない状態。
日本にとってはインバウンド旅行者が回復しないとか中国に進出した日本企業や日本人が困っているといったマイナスもある一方で軍事上の最大の脅威でもある中国が停滞するのはその点においては悪い話じゃない。ただただ人民は気の毒ですが。