【佐治信忠】苦しいときこそ、明るくいこう
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本当にそうだよな。
自戒。
↓
暗い時こそ、皆に頑張ってもらわないといけないでしょう。そこで親分がへこたれていたら、皆もその雰囲気に引っ張られてしまいますから。
だから、どんな時でも親分は明るくないとダメ。本当はそんなお金もないくらいの危機だったけれど、たまには酒場に行って社員とお酒を飲んで士気を高める。
カラ元気だったかもわかりませんが。トップは会社に勢いをつける存在でもあるから、明るくしないといけません。
そういう経験によって会社も自分自身も成長できたと思います。苦しい時代を乗り越えると、社員との絆も強くなる。
注目のコメント
「ビールをやってなかったら、サントリーっていうのは本当に小さな会社で終わったと思いますよ」
45年間も赤字だったビール事業を、なぜ続けたのか。意思決定を経済合理性で説明できないところに、サントリーの面白さがあります。普通に考えると、累計1000億円以上の赤字は損失でしかありませんが、社員のモチベーションを高める投資として考える。一般的に企業経営では「強い事業に集約する」ことが正解だとされますが、あえて弱い事業を持つことに意味を見出せるのは、非上場企業ならではです。
リーダーシップ論や最後の日本全体へのメッセージ含め、痺れるインタビューでした。サントリーにとってビール事業がここまでとは思いませんでした。赤字事業の扱い、特に撤退が下手な企業が多いですが、「メッセージ」としての役割も大きいことが分かりました。そして、豪放磊落に見える佐治敬三社長を作ったのはビール事業なんだと。「心の底からやりたかったというよりも、「やらないかん」と思って決断したんだ」という指摘は非常に重いと感じました。
今日の記事は2回に分けたほうがよかったように思います。いい情報がありすぎで、少し消化不足になりそう。「へこたれず、あきらめず、しつこく」に、とても共感します。以前勤めていた外資系企業のコンピテンシーの一つにTenacity(粘り強さ)があり、最初はあまりピンとこなかったのですが、経験を重ねていくうちに、「粘り強さ」つまりあきらめずしつこやり続けることの大切さに気付かされた瞬間がいくつもありました。
もうダメだと思ってしまうほど厳しい伸び悩む数字であっても、他に何か手立てはないのかと、あきらめない思考は、必ず何かしらの可能性に繋がりますね。それが、たとえ失敗になっても、失敗から次には新たな工夫が生まれる。やり抜く力に必要な要素ですね。