インボイス、中小に激変緩和措置 負担増で、23年度税制改正
コメント
注目のコメント
正直なところ税理士側としては、また複雑になるのか?と感じてしまいます。激変緩和措置にはどのような要件があるのでしょう。
にしても、消費税は複雑になりすぎてはいませんか?
課税、非課税、免税の取引。
本則課税、簡易課税の計算方法。
標準税率、軽減税率、旧8%。
仕入税額控除の個別対応方式、一括比例配分方式、全額控除。
免税事業者からの仕入税額控除の80%、50%経過措置。
で、
さらに、免税事業者が課税事業者になると緩和措置。
納税者個人で申告している層にとっても簡素でわかりやすくするべきと思うのは私だけでしょうか。
さらに、適格請求書等の書類の完備と帳簿の保存を徹底することも強化されることでしょうから、上記を理解して完璧な処理を行うのは難儀です。税務調査での指摘も増えることでしょう。帳簿の記帳も書類の保管状況を見ていますが、原則通りに否認されたら相当な追徴課税となると感じます。
時間は有限です。外部環境が変われば対応してかねばなりません。
DX化すれば良いのでしょうが、未だに私の知る限り、スマホで写メして保存したら、電子帳簿保存法にも対応して、かつ、会計ソフトの仕訳までインボイスも対応して記帳が100%簡単にできるシステムは見たことがありません。全て別々のシステムを組み合わせる必要があります。これらの選択もしていかねばなりません。
クレジットカード決済端末の導入もそうでした。一気通貫のサービスがあればなと感じて支援してました。
やはり、特に中小企業者には、ちとハードルが高いと思います。
外部セミナーも何度も数十名集めてホールで行ってます。
事務員が数人いる会社ばかりではありません。
補正予算でインボイス対応の小規模事業者補助金やIT補助金などの予算はつきましたが、何を選んだら良いかの情報無策が現状だと感じてしまいます。
社内SEは先日DX支援で表彰されてましたので、タッグを組んで地域企業のために頑張らねばならないなと痛感した内容でした。
がんばろ。