生き残る日本企業の「経営」はこう変わる。
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当日の会場では、立ち見も出たセッション。
リアルタイムで参加された方、いらっしゃいますか?
近い将来、2兆円規模に達するともいわれるコンサルティング業界。そんな状況に危機感を抱く佐瀬社長の講演をお届けします。
印象的だったのが「中期経営計画が“呪縛”になりつつある」というお話。まさに、経営の定石では勝てない時代ですね。
変化の時代の「変化」とは何なのか? 自社に関わる「コミュニティ」の事例など、予測できない未来に向かう経営のヒントがきっと見えてくると思います。変化を起こす経営資源として、「ヒト・モノ・カネ・情報」に第5の経営資源として「コミュニティ」が重要になる。
コミュニティは長期的な信頼関係がなければ、社会課題を解決するような変化を起こす資源にはならないわけです。
変化を起こすコミュニティは人の単なる集合体ではなく、本質的に「個人の志」である感じている、と佐瀬真人氏は語られています。長年の取り組みを通じて感じておられる印象があり、コンサルティングファームの洗練された抽象的な概念ではない印象を受けます。
資本主義が不平等と環境破壊という社会課題を生み出してきたし、政治もそれを解決する力を持っていません。
社会課題を解決するのは、一人一人の心であり、それが繋がり支え合うコミュニティこそが、第5の経営資源として注目されるのです。つまり新しい資本主義としての「志本主義」を提唱されているように思えます。
資本主義が成功すればするほど環境が破壊されて、極端な格差を生んでしまうとそたら(今はその途上にあると言えそうですが)、資本主義自体が持続可能性のあるものとは誰も言えないでしょう。
企業の価値が目先の利益ではなく、長期的な視野に立った「将来の価値」であることをコンサルティングファームは企業文化として根付かせていく時代になってきたと思えてならない気がしてきました。
パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナードが9月15日に「地球が私たちの唯一の株主」と言ったメーセージを思い出しました。
「地球が私たちの唯一の株主」パタゴニアの次の50年に向けたスタート
https://eleminist.com/article/2284読んでいてとても腑に落ちました。時間をかけてでも変化していく個の意志が本当に重要で、自身の今取り組んでいるところがまさにこの領域なのでとても勉強になりました!
中経など誰かやるだろうくらいの自分ごと化されてないケースもあると感じていて。その障壁を越えるためにも示していただいたコミュニティの要諦が鍵だと感じています。本質を見失わないためにも俯瞰する能力がますます問われていると思います。