2022/11/19

【最先端】仕事の「やりがい」を見つける方法

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著者のシャーロット・バージェス=オーバーンは、デザイナー、アーティスト、教育者。2005年からスタンフォード大学dスクールでコミュニティディレクターを務めるほか、創造性とデザインにおける自己認識の役割に関する授業を担当している。著書に『You Need a Manifesto: How to Craft Your Convictions and Put Them to Work(未邦訳)』がある。
『マニフェスト』という言葉を聞いたことはあるだろうか。
「宣言」などと訳され、日本では政党などが使っているイメージもあるが、本来の趣旨は、ある集団が政治的、宗教的、あるいは芸術的な大義を掲げて、仲間を集めるためのツールとして使われてきた。
でも、誰もが何かに四六時中誘われているように感じられるこの時代に必要なのは、自分の大義に向けて自分を方向づけるツールだ。
だから今、マニフェストを個人のものとして定義しなおそう。
そして、自分自身のマニフェストをつくり、実践する方法を探るために、自分の内面を見つめる旅に出よう。
INDEX
  • 自分の内面を見つめる旅
  • 自分の「ゴール」を知る
  • 自分に燃料を補充してみる
  • 「ハンドル」が必要だ
  • 良いバイアスと悪いバイアス
  • 「義務感」から自分を解き放て

自分の内面を見つめる旅

自分を見つめる訓練をすると、物事を成し遂げるプロセスと自分との関係について、本質的な理解を得ることができる。
それは生産者でも、クリエーターでも、問題解決者でも同じだ。
スタンフォードのdスクールで用いられる「マニフェスト」
自分を知ると、すべてがもっとうまくいく。
ここでは、目標は目的地、価値観は目的地にたどり着くまでのガソリン、倫理観はハンドル、バイアスはいつも通る道やわだちと考えることができる。

自分の「ゴール」を知る

目標とは目的地だ。