結婚きっかけ「アプリ」1位 調査

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注目のコメント

• 荒川 和久

  独身研究家／コラムニスト

  ・2022年11月16日

  結婚のきっかけは長らく職場縁が上位を占めていました。特に、受身がちで自力恋愛がなかなかできない恋愛弱者男女にとって、職場のお節介やお膳立ては結果として婚姻数の増加に寄与しました。が、セクハラなどの問題化でむしろ職場での恋愛を避ける傾向が強くなります。同時に、職場縁が減った分だけ婚姻数は減少していることも事実です。
  その代替えとしてネット婚活サービスは期待されましたが、実情としては、そのサービスがなかったとしても恋愛できる３割の恋愛強者達が、単純に「出会いの機会拡大に便利だから使いました→たまたまいい人がいたので付き合いました→結婚しました」という流れも多い。
  つまり、本来お膳立て機能としてそこに救いを求めてやってきた7割の恋愛弱者たちには恩恵が少なく、それが全体の婚姻数の減少となって表出しているのだろうと思う。