できるリーダーは「話を聞ける」!部下の本音・行動を引き出す魔法の声かけ術
コメント
注目のコメント
よく1on1で、部下の信頼を得るためにどうしたら良いか?という質問を受けます。
そもそも、その考え方自体が間違っていますよ、と容赦なく指摘しています。
1on1で信頼を得られることなんてありえません。
信頼関係があるから、1on1が成立するのです。
普段、自分のことを見てくれていない上司と1on1して本音いいますか?
いざというときに、責任転嫁する上司に本音言いますか?
普段、部下のことを気にかけていないのに、声掛けのテクニックだけで
本音を言うとは思えません。
魔法の声掛けなんてない。
普段の上司の仕事ぶり。どれだけ、普段からその部下のことを考えているか。
それがすべて。それがあれば、声掛けしなくても、部下から話してきます。
そもそも、<リーダー>とは<フォロワー>がいるから、リーダーなんでしょ?「もしあるとすれば」のフレーズは学校でもよく使います。
とくに自分の授業にフィードバックが欲しい場合です。分からなかったところはある?と聞いても、ほとんど返事はありません。しかし、個人に対し、「あえて挙げるとすればどう?」とか「仮に1 つ答えないといけなかったらどう?」と聞いていくと、課題点を考えて話してくれることがほとんどです。
上下の関係があると思っている相手からは、基本的には向こうから自主的に自らの気持ちを発することはないと考えた方がいいでしょう。たとえ、こちらは上下関係なんて気にしないと思っていたとしても。
こちらから適切な問いかけをすることで、初めて「聴く」ことができるのです。そんな都合のいい話あるか?と思って読んだら論理的かつ具体的な内容で最後まで読んでしまいました。
中でも、
部下に本音を話してもらうには、「あるとすれば」という「as・ifクエスチョン」を使って、部下の声にならない声に関心を寄せることが有効だ。
という項目は、なぜ?を繰り返して顧客の潜在需要を掘り下げていくマーケティングの手法に似ていると感じました。
他の方法も、頭ごなしに自分の考えを押し付けるのではなく、相手の話を聞いて、自ら気づいてもらうというコーチング的方法を上げられていて、20代の若者だけではなく、年代問わず有効な方法論だと思いました。
しかし、小人員でまわす職場は、その一対一の時間をつくるのが至難の業だったりするんですよね。