ルノーのEV新会社にクアルコム出資 Googleと連携も
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EVメーカーにとっての半導体、半導体メーカーにとってのEV、双方にとって重要な位置づけという証であろう。
EVメーカーにとっては、今後も様々な業界で需要旺盛な半導体の調達確度を高める意義はもちろんあるが、それに加えて、EVの電子制御体系において半導体メーカー知見の重要性が増す中で、タッグを組んで先行含めた開発を加速させる意義もあるだろう。
従来の完成車メーカー・ティア1サプライヤ・ティア2サプライヤという、取引形態に基づく構図は変わってきている。
むしろ取引形態によらず、不確実性が高く投資規模も大きい新領域開発における提供価値が、役割分担の基軸になってきている。
そのような背景を基に、今後も従来の自動車サプライヤど真ん中でなかった企業も、大きな役割を担い、存在感を増していくであろう。
それに対して、既存のティア1サプライヤも、従来の完成車メーカーとの関係を前提とした事業やオペレーション、体制とは異なる、事業のあり方、価値の出し方を確立することが不可欠となる。
既存事業で稼げるうちに、ゼロベースでの新たな戦い方も組み込んで、うまく移行していくマネジメントが求められる。クアルコムとの提携は、SoCに支配されるのではなく、上手に組むという狙い。GoogleのAndroidでSDVを実現させるとしており、アプリとそのエコシステム構築のスピードにより重きを置く。開きき直ったシンプルさとスピード重視のAmpereの真骨頂。トヨタは今のスピードで本当に良いのか?!
グーグルと連携する自動車会社が急増している気がします。最初(2~3年前)
はボルボのハイパフォーマンスブランドであるポールスターだけだったような気がします。それが数か月前にトヨタが本格的な提携を発表し、ルノーもGoogleと連携するときました。もはや自動車会社がGoogleと組む、といった感じではなく、検索だけではなく自動車のソフトウェアにおいてもGoogleがプラットフォームになろうとしているのかな、なんてことを感じます。将来的にはルノーがGoogleと共同開発したチップを他の自動車会社に販売したり、トヨタが同じようなことをするのかな?なんてことも思います。
Googleが自動車業界においてもプラットフォームになることを目指しているのであればアップルがそれに追いつくため、競うため「アップルカー」を販売することにおいても納得が付きますし、ソニーがホンダと組んでいることに関しても個人的に納得がいきます。