石油会社、グーグル検索広告を「グリーンウォッシュ」に利用=報告書
コメント
注目のコメント
グリーンウォッシングには(本記事で取り上げられているNPOだけでなく)一般消費者も敏感であるため、語の表現の切り口を恣意的に変えることにより誤解を与えるような発信は、検索サービス提供者に削除される以前に、自主的に控えるほうが最終的には世間の信頼を失わずに済むでしょう。
Googleは民間の営利企業ですが、実質的にその検索結果は国家元首並みに多くの人に影響を与えることから、検索結果に対する責任がかなり問われており、これは気候変動分野にも及ぶ点にも注目したいです。Googleの有料広告(=入札の結果)のみならず、検索結果も、必ずしも文中にあるように「自分自身の検索が可能な信頼に足る場所」というわけではありません。
表示されるのはSEO(Google検索エンジンのアルゴリズムにあわせて、キーワード、構成等を最適化すること)で優位に立つコンテンツや全体的に訪問者の多いウェブサイトです。
情報発信戦が繰り広げられる中で、目にするものは基本的にプロパガンダが多くならざるを得ません。また、Google等の検索エンジン・広告プラットフォームへの依存の問題でもあります。「ネットゼロ」と検索したユーザーに「当社のネットゼロへの取り組み」みたいなサイトを表示するのはごく普通の広報活動だと思うんだけど、窮屈な時代になったもんだと思う。