「中途採用」改め「経験者採用」に、経団連が統一方針…消極的な印象を払拭へ
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言葉の定義を確認してみました。
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※デジタル大辞泉より
【中途】
①出発地から目的地へ向かって進む道中のなかほど。
②進行する物事のなかば。ある期間のなかごろ。
③細長い物のまんなかあたり。
【経験者】
ある物事を経験したことのある人。また、ある分野について特に多くの経験を積んでいる人。
※goo国語辞書より
【採用】
適当であると思われる人物・意見・方法などを、とり上げて用いること。
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「中途採用」にネガティブな印象を持つ方が、本当にいるのか転職支援をさせていただく上で怪しいですが…
言葉の意味を組み合わせると「中途採用」より「経験者採用」の方がエグゼクティブ感でますね…
逆に若手は対象にならないような印象が出てきますが…
「〇〇採用」が増え、一元管理しづらいのような事であれば
「キャリア採用」とかにすればいいのに。と個人的には思ったりしています笑
注目のコメント
私も含めて、複数回転職した経験を持つ人間にとって、"生え抜き組"の人間との"区分"で使用される差別的な用語の一つであると感じる…。日本では、まだまだ新卒一括採用の色合いが根強いが、自社の事業戦略を具現化するために、必要な人材を市場から探し当て、獲得する取組みは、単なる採用=Recruitingではなく、Talent Acquisitionと呼ばれ、企業活動の中でも極めて重要なファンクションとして位置付けられている。人手不足が常態化している現場の声が優先され、穴埋め的な人材獲得は、Talent Acquisitionの意味合いとは程遠い…。持続的な事業成長に必要となる人材を明確に定義して、同質化している組織に、本当に必要な人材をあらゆる方面から獲得する取組みを実践して貰いたい。新たなる専門性・スキルをもった人材を受け容れ、協働する土壌づくりが必要不可欠なのは言うまでもない。"生え抜き組"の人間の意識変容を促進させるためにも、"中途"という言葉を無くすことで、アンコンシャスバイアスで生まれた当たり前を排除する機会となることを願いたい。
「中途」という言葉に消極的な印象は全く持っていなかったのですが、呼び方を変えることによってネガティブさを払拭できるのならばその方が今の転職が当たり前の時代には合っているとは思います。
中途の中には高い専門的なスキルを持った人もいれば、社歴が浅いうちに転職をする第二新卒に近い人もいますし、これまでのスキルや経験をそのまま活かせるわけではない領域に新たにチャレンジする人もいるので、新卒者以外全員一律で「経験者採用」と呼ぶのにも若干の違和感がありますが。。シンプルに「採用」で良いのでは? 〇〇採用とわざわざつけなくても、採用条件を見れば、どういう人材を探しているのかわかります。欧米でもhiringとシンプルな表現です。
ネーミングよりも、よりジョブ型へ移行する多くの企業の人事制度や評価制度をどう改革していくかが、より重要なことです。