中国のウイグル人権侵害、国連で非難 日米英など50か国
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国連総会に属する6つの委員会の1つ、第3委員会(社会・人権・文化委員会)は、毎年10月に会合を行い、年次報告書を作成します。
この記事でいう「日米英など50か国の声明」というのは、国連加盟国193か国の内、50か国が意見を表明した、ということです。
非難決議が採択された、というわけではありません。
決議を採択しようとすれば、50か国だけだと、中国の多数派工作に負けて、否決される可能性もあります。
いずれにしても、この委員会では、勧告や非難決議しかできないのですが、中国に味方する国は、ロシアに協力する国などよりはるかに多く、決議にかけて可決するのは簡単ではありません。
なお、国連人権理事会で、10月6日に、ウイグル問題について討論することを求めた動議は、賛成17、反対19、棄権11で否決されています。賛成した50カ国はわかったけど反対したのは何カ国?
何が正しいじゃなくて、過半数が超えたことが正しいという民主主義的な発想であれば、日本は正しいことを主張するだけじゃなくてロビーでも賄賂でも中国寄りの諸外国を取り込む努力をすべき。
ただ賛成に一票入れて満足してるだけでウイグルの人は救われないのではないかな。