航空機内Wi-fiが高速に!? 機内エンターテインメントを提供するパナソニックアビオニクスがOneWebと提供
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Panasonic Avionics Corporation(米国カリフォルニア州に本社があるパナソニックグループの企業)が提供する「eXConnect」というシステムによって,飛行中の機内でWi-Fiが可能となっている.スカパーJSATの通信衛星を利用してきました.Panasonic Avionicsは機内エンターテイメントシステムや,機内インターネット接続サービス他,特に機内エンターテイメントシステムでは世界でも高いシェアを持つ会社です.国内線ではJAL,ANA,ボーイング,エアバスともに多くがこのシステムを採用しています.
https://newspicks.com/news/2703606?ref=user_2112738
Panasonic AvionicsがスカパーJSAT(GEO,静止衛星)に加え,衛星コンステレーションのOneWeb(LEO,低軌道衛星)と契約ですか.ちょっと前には,SpaceXのStarlinkが参入というニュースがありました.熱いですね.
https://newspicks.com/news/7699388?ref=user_2112738現在使われている機内Wi-Fiシステムは静止衛星経由です。静止衛星は赤道の36000キロ上空で、重量落下と遠心力を均衡させて地球から見ると静止している衛星になります。これだと距離も遠いのでとにかく通信は遅いです。また、最大の欠点は赤道上にあるので北極圏は地球が邪魔で電波が届きにくい/届かないので通信できません。例えば東京ニューヨーク線等で通信できない時間があるのはこのためです。
通信が圧倒的にはやくなり、常時接続できる低軌道の移動衛生による機内Wi-Fiがローンチしたら、圧倒的利便性からスイッチしていくことは確実かと思います。
ボトルネックになるとすると航空機側のアンテナの設計ですかね。これは当初機内Wi-Fiを入れる際には、機体上部にアンテナをどのように追加で取りつけて承認を取るかで結構時間がかかったと記憶しています。