[ブリュッセル 27日 ロイター] - 米アルファベットの子会社グーグルは、アプリ配信サービス「グーグルプレイ」が欧州連合(EU)の反トラスト法の調査対象になっていることを明らかにした。さらに巨額の罰金対象になる可能性がある。

グーグルは過去10年間、ビジネス慣行に関する3つの調査の結果、EUの反トラスト法違反で82億5000万ユーロ(82億4000万ドル)の罰金対象となってきた。

25日付の四半期決算報告書で「2022年5月にEUと英競争・市場庁(CMA)がグーグルプレイの商習慣について正式調査を開始した」と明らかにした。

EUの反トラスト担当当局はコメントを控えている。

状況に詳しい関係者2人は8月、アプリ開発者がグーグルの課金システムの代わりに他の支払い方法を使用した場合、ストアからアプリを削除するとの脅しかあったかが調査されているとロイターに指摘した。