中国 習近平国家主席をトップとする新たな最高指導部発足へ
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政治局常務委員会の李と王陽が引退した. 委員会は党の最高権力機関であり, 習近平の後継とされていた両氏の離脱により, 習は常務委員に忠実な人物を任命でき権力に対する鉄壁の支配が強化された. 李氏以外にも経済監督官の劉鶴や銀行規制当局トップの郭樹清も除外されている. 習は2017年の党大会で後継を指名せず, その数ヶ月後総統職の2期制限を廃止した. 本来68歳を超えた役人は退任するが, 69歳になった習近平は無期限に支配する道が開かれた.
もはや誰もが習近平に従わなければならない. 彼を牽制するものは僅かであり, 意思決定はより迅速になり, 中国を止められるものは西側という外部だけになる.
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から再掲
注目のコメント
政治局常務委員7名(中国共産党の実質的最高意思決定機関、英語だとよくChina Sevenと呼ばれます)の顔ぶれが、最大の注目点なのですが、
胡春華副総理(59歳)は、入らず。これで、共産主義青年団系の幹部は軒並み落とされました。
習近平国家主席以下、
李強(上海市書記、63歳)
趙 楽際(共産党中央規律検査委員会書記、65歳)
王滬寧(共産党中央書記処常務書記、67歳)
李希(共産党中央規律検査委員会書記、66歳)
蔡奇(北京市委員会書記、66歳)
丁薛祥(国家主席弁公室主任、60歳)
と、60代のみになりました。
この中には、5年後以降に次の国家主席になりそうな実力のある人物は見当たりません。
次の首相に一番近そうなのは、習近平氏と同じ上海閥の李強氏でしょうか。
政治局委員に女性を1人入れて副総理にする、という慣行もあったのですが、今回はそれもなくなりましたね。
習近平氏、新指導部が発足 胡春華氏は常務委員ならず
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM230T20T21C22A0000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=166649817110億人以上の人口、広い国土、多民族。民主主義が育たない土壌に思えます。実際、その統治に比べれば台湾程度は小事と思いますが統一の象徴として外せない話なのだと感じます。中国を見ると民主主義国家に産まれてよかったと実感します。そして台湾にシンパシーを感じます。