【二宮健】日本人よ、安易な「涙」や「共感」と決別しよう
連載4日目は、ニューリーダーならではの問題意識にフォーカスして「世界を良くするためにルールを1つ変えるなら?」と質問。30歳の映画監督・二宮健さんの答えは「SNSをなくしましょう」。世代的にはSNSにどっぷりでもおかしくない二宮さんが、なぜそう考えるに至ったのか。
プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
今回登場する二宮監督は、30歳。
となると、SNSにどっぷりでもおかしくない世代ですが、「SNSをなくす(世界が良くなる保証はないけど)」と提案してくれました。
なぜその境地に至ったのかは、ぜひ記事本文をご覧ください。
私自身は、SNSから入ってくるまわりの幸せそうな姿にあてられて、10年以上前にドロップアウトしているので、SNSがなくなるのは結構賛成です。
もしできるなら、SNSと一緒にスマホゲームも「指パッチン」で消してほしい……。
気づくととんでもない時間やっちゃってて、「時間をドブに捨てる」を体現するような日々なんです。
みなさんも、そういう「消してほしいもの」ないですか苦笑
何から何まで共感できるインタビューコラムです。
予定調和するためにSNSをやるとか、そのために動画を倍速視聴するとか。そんなことは、心の余白を奪っているどころか、何のための自分の人生かわかりません。
SNSの投稿に「いいね!」がたくさん付くより、映画「サウンドオブミュージック」を見る方がその日一日、ずっと長く気持ちよくいられます。
SNSとかレビューサイトとか、他人の評価なんて気にせず自分の本能の赴くままに生きるのが一番幸せですよ♪
SNSに使っていた時間を何に使うか、SNSと上手に付き合うことは本当に誰もが直面する課題だと思います。実際、最近感動したことは?と言われたら、SNSで見た情報は出てこないでしょう。しかし、SNSで感動することに出会うきっかけにはなりそうです。SNSはなくても人や情報に出会うことはできますが、その障壁が低いことによる恩恵はかなり大きいです。
私が最近感動したことは、2年前にラジオ番組で取材をさせて頂いた方と、大好きなバンドのライブに行けたことです(笑)取材先である彼女の団体を見つけたのもツイッターですし、まさか同じ趣味があり、実際に会えて一緒に行けるなんて、インスタグラムで発信をしていなかったら気がつきませんでした。自分の感情や心の機微を大切に、SNSとの上手な付き合い方を模索していきます!
マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか