Quest Proを「高価なおもちゃ」と笑ってはいけない理由--Metaが示す本気のロードマップ
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注目のコメント
Metaという企業とザッカーバーグCEOは、NPのコメントでバカにされている感がある。
でも、馬鹿にされるような事業へ本気で突っ込むには、ザッカーバーグの様な人でないと難しいでしょう。
他に何か良い事業、既存企業の改善も言われるが、誰も答えを持ち合わせていないし、それすらも成功するとは限らない。
派手なワード、アバターデザインが目立って、Metaのやろうとしている事への評価が低すぎる気はします。
最初の大きなビジョンとは裏腹に、一歩一歩着実に、外堀を少しずつ埋めている事を、今回のMeta Connect 2022で改めて感じる。
マイクロソフトがOfficeの提供、AdobeはSubstance 3DをMeta Quest 2/Proに対応させた。
アバターに関しては、Quest Proの機能でフェイストラッキング、機械学習によって下半身を含めた全身トラッキングの開発も行っている。
Horizon worldsでアバターの酷評は多いが、現実で音声が遅延したり、動作が突然遅くなる事は無い。
何を優先させるかで、質より量(多人数の参加)、遅延や処理落ちの最適化をMetaは選んだ。
イベントでカーマックCTOがコメントしている。
Metaはスマートフォンなどの資産がない。
スタンドアローンに拘る理由でもあり、その制限の中で現実的に出来る技術やソフトを搭載する。
Appleには数多くのiOS、macOS端末があり、iPhoneに処理を任せ、バッテリーの負荷を軽減、ARグラスと既存端末間での密接な連動という方法もある。
多くの人は2種以上の端末に分散させる方を称賛するかもしれないが、それは取れる戦略の違いであり、どちらが良いとは一概には言えないでしょう。
将来的にはスタンドアローンに向かうが、処理や動作時間が技術的に追いつかない。
最初からスタンドアローンにするか、技術がこなれてからにするか。
Metaはスタンドアローンで行くのでしょう。(現時点ではあるが)
定義は定まりきらないが、メタバースはゲームが先行している、というので一致している。
ただ、ビジネスとしての成功例は皆無。
Metaが目指すのがビジネスなのは明白。
個々のゲームでユーザー数を増やすのは、ゲームメーカーではないMetaには出来ない。
ビジネス向けの市場はゲーム以上に大きい。
成功は既存事業の延命次第。メタバースの世界において、
Metaは、Appleのように、QuestがiPhoneになることを目指しているのだろうか?
アップルが「メタバース」を社内でNGワードにする理由
https://diamond.jp/articles/-/293746
①VRは「クローズ」。現実にデジタル情報を付加した、ARのほうが望ましい
②メータバース内「架空の人格」への懸念
③「メタバース」ありきでは、社内に自由な発想が生まれないまだ当たり前になっていないだけで、いずれはVRで仕事する環境はどう考えても確実に来る。そのタイミングが早いか遅いかの違い。その上での肝がハード面の進化と大衆化であり、今回リリースされるQuestPROの様な性能がより安価に広まるならば、ビジネスで使われる環境も来る。
テレワークと出社を混ぜたハイブリッドワークをGoogleが掲げるが、それがスタンダードになるなら、"VR慣れ"は確実に必要になる。
その先駆けとしてのアクセンチュアの先行投資は脅威。従業員がVR慣れしていれば、どの企業よりも生産性を上げ、そして提案アイデアにもVRが入ってくる事につながる。ナレッジとしても大事。
『アクセンチュアが「Quest 2」に続きQuest Proを従業員向けに大量導入すると話し、マイクロソフトとも広範な協業についても発表した。』