【読書】共働きのパートナーに「言いたいことを伝える」技術
コメント
選択しているユーザー
家族になることは、会社の共同経営に似ている。
タイトルこそパートナーをテーマにしたコミュニケーションの本ですが、職場だけでなく自己との対話まで、具体例を交えて幅広く書かれています。
だからと言って、それぞれの内容が薄いわけでなく、キモとなるところがコンパクトにまとめられているという感じを受けました。
また他のコミュニケーションに関する本との違いとして自分との対話に章立てするほどのページを割かれていること。
自分の中で上手くできない人が、他人と対話をうまくできるわけがないですね。
ストレスを溜めがちなので、まずは自分との改善を日常に取り入れていきたいと考えています。
注目のコメント
「あなた」ではなく「わたし」を主語にして伝える、など「そんな簡単なこと?」と思うのですが、結構深いというか、うなずかされます。結局お互いの考えていること、感じていることが分からないから揉めるので、「あなた」のまえに「私はこう感じている」ことをちゃんと伝えないことがすべての原因なんだと。
一緒に暮らしているのにLINEやSlack?!という気もしますが、一緒に暮らしているからこそ誤解と感情的な対立を避けるために必要なのかもしれません。「あなた」ではなく「わたし」を主語にして伝える。
Youメッセージではなく、Iメッセージで伝える。これはプライベートだけでなく、ビジネスなどあらゆる場面であてはまる大事なコミュニケーション術です。というのは、私もメンターに教えていただきました。
昔、貴乃花が大けがを押しながら出場して千秋楽で曙に勝ち優勝し、時の首相、小泉総理大臣が賜杯を授与したとき
痛みに耐えてよく頑張った!
感動した!
と興奮しながら貴乃花をねぎらいました。
痛みに耐えてよく頑張った!はYouメッセージ。
感動した!はIメッセージ。
やっぱり、Iメッセージの方が人の心を揺さぶり、グッと来るんですよね。
パートナーに言いたいことを伝える「技術」というと、なんだか小手先みたいですが、きちんと目を見てお話しする時間を持つことがもっとも大切だと思います。
ちなみに、私は毎月末に妻にメッセージカードを渡すのを長年の習慣にしています。今週の10分読書は、共働き夫婦やパートナーとの対話術について紹介します。
日々仕事やタスクが山積みになっていく中、大切な人との関係はどのようにするべきなのか。お互いができないことを補うことが理想ですが、現実的には難しい時もあります。そんな時に、パートナーと感情的にならずにどのように対話をするべきなのか、その使え方やマインドを紹介します。
でもスラックでチャンネルを作るのは、仕事みたいで読みたくなくなりそうです…。